仮想通貨の持たざるリスクはデカい

持たざるリスクとは

株式投資の世界にも「持たざるリスク」が話題になる事があります。例えば2013年初頭の第1次アベノミクスと言われた歴史的な上昇相場では、何を買っても上昇するというお祭り相場だったため、日本円を持っていても仕方がないという空気が市場を席巻していました。

しかし仮想通貨では、この持たざるリスクというのはその可能性と規模の大きさにおいて、私の人生ではもう出てこないかもしれないほどの可能性を秘めていると思います。

私が株式やFXでは安定した利益を上げているのに対して仮想通貨のトレードは下手で、損をしているのに仮想通貨の市場から撤退しない大きな理由となっています。

ビットコインはどこまで上昇するのか？

ビットコインがどこまで上昇するのかという問題に対して色んな人が色んなことを勝手に逝っているわけですが、現在の50万円ぐらいから下がっていくと考えている人はおそらくほとんどいないと思われます。

時価総額で考えてみたいと思います。

仮想通貨全体の時価総額は、今年の初めごろは2兆円でした。その時のビットコインが10万円ぐらいです。

今の時価総額は約16兆円となっており、8倍に増加しています。ビットコインの価格は50万円で5倍となっています。

これは言うまでもなく他のアルトコインの上昇の方が大きい事と、ICOで新しいアルトコインが次々と誕生しているからで、今年の最初の方と言えば、ビットコインとイーサリアムぐらいしか認知されていないぐらいの状況でした。

今後もICOによるアルトコインの増加はあるでしょうけど、既存のアルトコインで有望そうなのはおおよそ認知されて、価格も落ち着いてきました。

ビットコインはハードフォークを控えているとはいえ、いまだシェア50%近くを占めており、まだ基軸通貨としての地位が揺らぐことは当面ないと思います。

そうなると市場規模に応じて、ビットコインの価格が上昇する事は間違いありません。

市場規模は

市場規模がどこまで伸びるかは正確にはわかりませんが、現在の16兆円が小さい事は間違いないと思います。日本株式市場の市場規模が約800兆円です。日本だけでですよ。

こう考えると最低でも100兆円規模の市場規模にはなると思いますし、もっと大きくなる可能性も全く否定できません。

市場規模が100兆円になれば現時点の6倍なので、ビットコインも6倍とは言わないまでも、5倍ぐらいにはなっているでしょう。1ビットコイン200万円以上ですね。

「1ビットコインが200万円？？」いきなりこう書くと違和感たっぷりでも、「仮想通貨の全世界の市場規模が日本株式市場の8分の1相当になったら」という書き方なら「まあ有り得そう」という感覚ではないでしょうか？

実際今年の初め10万円だったビットコインが50万円を超えているなんて予想できた人はどのぐらいいるのでしょうか。

真の持たざるリスク

前述のアベノミクスの時のもたざるリスクなんて大したことはありません。せいぜい資産2倍になる程度の話です。
しかし仮想通貨の場合は、その比ではありません。十分リアリティのある話で5倍、ひょっとすると10倍以上になる可能性も大いにあります。

こうなると、今仮想通貨を持っている人と持っていない人では資産に大きな差が付きます。「仮想通貨を持っていなかった」というただ1点のそれだけで、相対的貧困に陥るリスクがあるのです。

これこそがまさに「リスク」ではないでしょうか？

仮想通貨を持っている人だけが、まともなサービスを受ける事ができ、社会保障制度を活用する事が出来、旅行に行けたりするのも仮想通貨を持っていた人だけという事になる可能性はゼロではありません。

言い換えればまじめに会社で働き、贅沢もせず節約もしてきたのに、65歳になって定年を迎えたときに貧困層にいるというリスクです。

100万円でも200万円でも、自分の資産の5%でも10%でも良いので、仮想通貨を購入して寝かしておく事はやっておくべきことです。

難しい海外取引所やICOまでやらなくても、コインチェックやビットフライヤーなどの日本の取引所でやれば、証券口座を開設するのと難易度は同じですし、ビットコインを買うのも株式を購入するのと同じようなものです。

あっちなみに勘違いされている人がおられるようなので書きますが、1ビットコイン50万円であっても最低投資額に50万円も必要ないです。

0.001ビットコインでも購入可能です。500円からでも購入できますね。

この手間を惜しむ事で一生涯後悔する事になるリスク、これが現在における仮想通貨の持たざるリスクだと私は思います。

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