ビットコイン持っていますか？
まだ仮想通貨を手に入れていない人は是非この機会に、少額でも日本円をビットフライヤーなりコインチェックのアカウント口座に入れてビットコインを購入してビットコインを手に入れてみてください。
そこから見える世界は変わってくると思います。
ちなみに取引所のアカウントのグレードアップまではお金は一切かからないので、ここまでは盲信的に一気にやるべきと思いますよ。
ビットコインの基本的な知識
さてあまりに基本的すぎていまさら調べても出てこないぐらいなのですが、そもそも仮想通貨はなぜ世の中に出てきて、需要があるのかという事を私なりに書いてみたいと思います。間違えて理解している部分があればご容赦ください。
まず、日本円とか米ドルという今まで使われていた通貨は「法定通貨」と呼ばれるものです。ここからは日本円を例に話をしますが、日本円も実物は「精巧な印刷物」であり、実物そのものには何ら価値はありません。金や宝石はそれそのものに価値がある訳ですが、これとは異なる訳です。
それではこの「精巧な印刷物」に「1万円」という価値を保証しているのは誰になるかというと、「日本という国」が保証してくれているわけです。
信用の高い日本という国家が「これには1万円の価値がある」と言ってくれているので、この紙を差し出せば1万円相当のものと交換出来たり、それ相応のサービスを受けたりする事が出来る訳です。
このように法定通貨とは、その名の通り通貨を発行している国の中央銀行が法的に保証いるものです。
一方で仮想通貨はどうなのでしょうか？
仮想通貨は国が保証してくれる通貨ではありません（今後国が仮想通貨を発行するかもしれませんが）。というか誰も保証はしてくれません。あくまでそれに価値があるという認識を持つ者が、法定通貨と交換したり、サービスを提供したりして成り立っている通貨です。
発行元は？というと「存在しない」と考えておいてよいです。この辺の話は非常に難しく私も完璧に理解しているわけではありません。また理解しておく必要も大してありません。
但し仮想通貨には発行枚数が決まっています。無尽蔵に発行されるものではなく株券に似た性質を持っているわけです。
誰も保証してくれないポイントのようなものが、なぜいまバブリーな高騰を見せているか？それはそこに価値を見出す人間が多いからですが、実用性の面ではどうなのでしょうか。
例えば2020年に東京オリンピックがあります。世界各国から日本に多くの観光客が来ることは、誰もが認識している話です。
しかし例えばブラジル人がレアルを持ってきて、それを日本円に変えるのは意外に難しいです。なぜならブラジルには信用がないので、ブラジルレアルを保有するのはデフォルトリスクがあるからです。よって高い手数料を取られたりします。
ちなみに日本円をレアルに変えるのはすごく簡単です。ジャパンマネーは信用力抜群ですから。
そこでブラジル人はレアルをブラジルでビットコインに変えておき、それを使って決済できるところにいけば、世界どこに行っても同じサービスを受ける事が出来ます。しかも手数料は法定通貨よりもはるかに安くすみます。
他にも出稼ぎのフィリピン人が本国にお金を海外送金すると、結構な手数料（10%と言われています）を取られます。これもビットコインにすれば、本国でそれをペソに戻すことができます。ネット環境があれはどこでも同じ価値を有する通貨を非常に安い手数料で利用できます。
仮想通貨が「国境なき通貨」と言われる所以です。
いま日本でもビックカメラでビットコイン決済が出来るようになるなど、普及しつつあります。来年には公共料金がビットコインで支払いできるようになると言われており、東京UFJ銀行が独自の仮想通貨を作ろうというニュースもありました。
全世界共通のポイントのようなものと思っておいても良いかもしれません。いずれビットコインで全世界の鉄道の自動改札が通れるようになると、日本のスイカとかイコカのようなものはすべてなくなってしまうかもしれません。
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