ビットコインのハードフォーク時にビットコインを空売りしていた人は、ビットコインキャッシュがマイナスで付与され、その返済が必要なのですね。自分には関係ない情報過ぎてスルーしていました。

(8月7日追記:空売りで返済義務が発生するのは国内ではコインチェックだけのようですね。他の取引所は問題ないようです。不十分な情報ですみませんでした)

信用買いの人はウハウハですな

逆に信用買いをしていた人はビットコインキャッシュが配当のごとく貰えて、それが今でも2.5万円以上ですから、配当性向8%という非常に大きな配当になりますね。

株式でも信用取引をしている人には配当金が支払われ、空売りしている人には配当金の返済義務があるのですが、株式の場合、優待品は現物買いの人しかもらえません。まあお金で清算できないので空売りの返済が出来ないからそうなっているのかなと思います。

今回のビットコインキャッシュはてっきり優待品と同じくビットコインの現物持ちの人だけに付与される物とばかり思っていました。

空売り組は全滅かも?

ハードフォークのあと、ビットコインは確かに一時下落しましたが、29万円ぐらいまで下げただけでしかもすぐに反発してきたので、ここで買い戻せた人は相当に少ないと思います。

さらにビットコインキャッシュの返済が追い打ちです。今回は売り方で儲ける事はほぼ不可能だったと言わざるを得ませんね。私は仮想通貨で空売りは絶対にやらないと決めているので、スルーした情報でした。

仮想通貨は上昇するときは1日で2倍3倍にもなるコインもあるので空売りなんて怖くて出来ないです。

ビットコインやイーサリアムは確かにそこまで大きな変動はないのかもしれませんが、特にビットコインは一瞬20%以上も大きく下げると言う事がよく起こっているので、逆を考えれば怖いし、何かと問題があっても仮想通貨は基本的に長期目線では上げて行くと思っているので、空売りは信用買いより難しいと思います。

買い戻しのタイミングは?

コインチェックがこの空売りの返済用にのみビットコインキャッシュの買い付けを受け付けるようになりました。ちなみにまだ売り払う事はできません。

このタイミングで焦って買い戻す必要はないように考えるのが自然ではあります。多くの取引所で売り払えるようになったり、ウォレットから取引所にビットコインキャッシュが送金できる(=売り払える)様になるまで待つのが得策かと思います。

しかしそこに罠がある可能性もあります。世界の機関投資家の仕掛けです。

株のように空売り残がいくらあるのかが分かるのかどうか、私は分かっていませんが、多くの空売り残があった場合、わざとその株価をつり上げて売り方に大きな含み損とプレッシャーを与えて、高値で買い戻しをさせるような手口は株の世界ではしばしば発生します。

俗に言う「担がれる」というものです。

私も昔村上ファンドの阪神電鉄買収の時にこれに巻き込まれ、あまりの恐怖にほぼ最高値で買い戻しをしてしまった苦い経験があります。

空売りを軽視してはいけない

担がれたときの売り方の恐怖は実際に体験してみないと分かりませんが、空売りは基本的にレバレッジを書けている事が多いので、担がれたときの損失が大きいだけではなく、その上昇(損失)の上限が見えないところに恐怖があります。それこそ人生が終わってしまうリスクまで見えてしまいます。

仮にこの状況に目をつけた機関投資家が、ビットコインキャッシュの値段を吊り上げて売り方を担ぎ、とどめにジーハンが「ビットコイン価格を追い抜く」宣言をしたりすると、ビットコインキャッシュの価値は今の10倍になると思ってしまいます。

仮に5btc空売りしていたとすると、現在のビットコインキャッシュ(単価2.5万円)による損失は12.5万円ですが、これが8万円ぐらいまで押し上げられたうえで、ジーハン砲が炸裂すると、損失が150万円に膨れるかもしれないという恐怖で、8万円×5=40万円の損失もやむなしと判断するかもしれません。

勿論、しばらくして売りが殺到して急落し、数千円、数百円レベルで買い戻せる可能性もあります。これはなんとも言えません。

しかし空売りは「損失が青天井」という特性があるため、大きなリスクを伴う仕掛けである事は認識しておくべきでしょう。

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