高低マチマチ
2018年3月2日21:44現在のコインチェック上場コインの状況です。
今日は仮想通貨界隈としては珍しく高低マチマチの状況になっています。Moneroがやや上昇しているかなぐらいですね。つまり平和な地合という感じです。
特に大きなニュースもなく平和に流れていますが、株式の世界でまたしても暴落の可能性が出てきているのは、注意が必要かもしれませんね。
仮想通貨で資金集め
今日の話題ですが、国家、自治体レベルで独自のトークンを発行しようという動きがみられるようになってきました。
先日のベネズエラがペトロという自国の天然資源を担保に新しい仮想通貨を発行し資金を集めていますが、同じような動きですね。
まずはリベルランドというクロアチアの隣にあるミクロ国家が、法定の仮想通貨を発行しようとしています。
さらにマーシャル諸島でも同様に独自のトークンを発行する計画があります。
さらにアメリカのバークレー市でも独自トークンの発行が計画されています。
いずれも国債や市債権という形になるものと思います。
行政はこれらで集めた資金で街を発展させて、経済を回し、得られた税収で債権の償還を行うという事ですね。
こうかくと、今までも国債は存在していましたし、日本も国債を毎年バンバン発行しています。
別に仮想通貨でやらなくても…という風に思われる方もいると思いますね。
ただこれらの活動は、仮想通貨(ブロックチェーン)が断然やりやすいという事で仮想通貨の今後の実用性を高める一つになると思います。
それは仮想通貨のもつ「国境なき通貨」を利用しているという点です。
仮にマーシャル諸島の国債を購入しようと考えていたとしてもどうやって購入したらよいか、少なくとも私にはわかりません。
国際間送金なので手数料も高く、手続きも面倒になりそうです。
それを仮想通貨のICOという形で資金を集め、いずれかの取引所に上場してあれば、それらを取引する事で、ビットコインなりにすぐに替えて、日本円に戻してくることも可能になります。
すなわち資金を集める方も投資をする方も非常に手軽にそれらが実行できるというのが、仮想通貨のメリットではないかと思います。
こう考えると投資(投機ではない)と仮想通貨もかなり相性が良いと思います。
世界には金が余り、機会(これが重要)さえあれば投資をしてあげたいと考える人はたくさんいます。特に現在は景気も良いですし。
発展国や独自の路線で開発しようなどというユニークな自治体などにも手軽に投資することを可能にするのも仮想通貨のよい点だと思います。
そうして資本が世界中により分散され、世界の色々な場所がユニークに開発されていくと、世界はもっと楽しくなると思います。
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