下落が続く
2018年1月23日21：48現在のコインチェックの状況です。
ほとんどの仮想通貨が2桁下落となっています。連日じりじりと下がっている感じですが、株式と違い毎日10％下落というのはなかなかきっついですね。
反発もすごいので、それまでは我慢するよりなさそうです。
一番まずいのは何の戦略も持たずにこの辺で投げ売りする事です。
下落で強いストレスを感じてしまうという方はやはり普段見ないようにする方が良いです。「こんなにつらいのならもう売って楽になろう」というタイミングが底となることが多いのが相場ですね。
底は未知数
但し残念ながら底がどの程度の価格なのかは未知数です。ビットコインのチャートで見てみましょう。
ビットコインの対日本円の日足チャートです。
ピンクの実線は先日紹介した上値抵抗線です。これはかなりしっかりと機能している状態です。
一方で破線で示した線が下値支持線の候補ですが、どちらも明確とは言いがたい状態です。
ただ100万円、1万ドルという心理的な壁は意識されますので、その辺でいったん反発という事は考えられます。
それでもまた跳ね返されて100万円をオーバーシュートして突き破ることは十分想定される状況になっています。
今回は下値を意識するよりは30日が期限の韓国の個人情報の登録完了を待つ展開となりそうです。
足下では明日のWeissの格付けですが、これはどう転ぶか私には分かりません。
中国マネーの行方
先日来書いているように今回の下落の大きな要因として、韓国取引所の個人情報の登録義務化により、自国では規制されて取引が出来ない中国人が入れていた資金の引き上げがあると言われています。
チャイナマネーは巨大で、これが下落圧力となる事は十分に考えられるのですが、その中国マネーはいずれ何らかの形で必ず仮想通貨の市場に戻ってくると思います。
中国には「上に政策有れば下に対策有り」ということわざがあり、一党独裁の共産党がたまに無茶苦茶な政策を出して国民を規制しようとするのですが、したたかな中国人はすぐに対策、抜け道を探してしまいます。
今回もそのようになると思います。なぜなら中国はいまだ経済発展が続き、人民は豊かになり投資意欲が高い状態が続いているからです。
私は中国の事情に詳しいので、これは間違いないと思いますね。
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