コインチェックが2回の業務改善命令
今日は日本の仮想通貨取引所で動きがありましたね。金融庁が7社の仮想通貨取引所に業務改善命令をだしました。その中にはコインチェックも含まれています。
さらに2社には1ヶ月の業務停止命令が出ています。
そのうち1社はマネーロンダリング防止の対策が不足しているという投資家保護の観点からは別にたいした問題ではないものでしたが、もう1社は顧客からの仮想通貨を勝手に他で運用していたとかで、これはダメですね。良くこれで1ヶ月だけの業務停止で済むものです。
また何社かはみなし業者として運営していたのを止めて廃業するようですね。認可条件が厳しすぎるという判断と、マイナーなところばかりなのであまり儲かっていなかったのかもしれません。
しっかし認可が取れる気がしないという事で取り下げるなら、かなり適当な気持ちでやっていたんだな～と思わざるを得ないですね･･･。
補填は来週中に
さて今回の動きを受けてコインチェックが記者会見し、盗難にあったNEMの補填を来週には実施するとのコメントがありました。
ようやくという感じですが、補填金額は80円台だったと思いましたが、現在NEMは35円ほどです。これって補填される人はかなりお得な事になりますね。85円以下で購入していた人には、税金の支払いがありますけど、それは来年の3月なので、税金分はよけておいた方が良いと思いますね。
残りで改めてNEMを買ったとしても盗難される前よりも多くのNEMを手にすることができるかもしれませんね。
もっとも今日の発表を受けてNEMだけは上昇していますけどね（他のアルトコインは今日は軟調です）。来週本当に補填されたらNEMはかなり上昇するかもしれません。
盗難されたNEMの換金売りにより下落が続いていましたが、それとの綱引きになると思います。
業界全体としては
補填が日本円という100％のユーザーが満足できる形ではなかったとしても、大きな損失を被る人はほとんどいないという結果になり、また他のアルトコインの売買や送受信が再開されれば、日本の取引所はようやく平静を取り戻すことになります。
そうなると不安材料はかなり減退し、3月中旬以降の地合はかなり期待できるのではないでしょうか。
今後も欧米を中心に規制のネガティブニュースは流れてくると思いますが、規制も健全化への必要なプロセスととらえられるようになってきており、影響は限定的とみなされるようになると思います。
私はもう一度ぐらいは、お祭り相場がやってくると思っており、それまで少しでも原資を残している状態にしておきたいと思っています。
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